激闘TOEIC

こんにちは、今回は編入試験で必要なTOEIC対策のことを書こうと思います。

 

受験校(全て合格)

筑波大学 理工学郡 社会工学

九州大学 経済学部 経済工学科

豊橋技術科学大学 GAC一般  

質問等あれば

Twitter ID :asitanowadaiwa

 

 あくまでTOEIC対策なので、「そんなんじゃ英語力はつかない」、「TOEICなんか意味ない」とかいう意見は受け付けていません。

 

 編入試験一年前(4年7月)の時点でTOEICのスコアが300程度しかなく、そこから半年間死に物狂いでTOEIC対策をし、編入の人権スコアである700を獲得するまでの体験記になります。

 すでに800以上のスコアがある人、もうTOEICの勉強スタイルを自分で確立させている人は読む必要は全くありません。

 

 編入試験があるのにTOEICがめちゃくちゃ低い、具体的になにをすればいいのかわからない、英語大っ嫌い、というような人の少しでも助けになれればと思っています。

 

 自分と同じことをすれば絶対に700は超えられると思います。

 必要なのは気合と時間だけです。

 

~3年12月~

TOEIC IPを受け335というごみスコアをとりました

~4年7月~

 そろそろ編入意識しないとなーと思いながら学校で何もせずにTOEICIPを受け430点でした。言い訳ですが、この時点で編入を意識して勉強しているクラスメイトがだれ一人おらず、まわりも似たようなスコアだったので全く危機感がありませんでした。

 さすがに反省し、夏休みは1日10時間TOEIC対策をすると決めました。

 

~4年夏休み~

 1日10時間TOEICの勉強をすると決めたものの、これまでにほとんど勉強してこなかった人間がいきなり10時間勉強するのはかなり無理がありました。何度も心が折れそうになりましたが気合と根性でなんとか踏ん張りました。

 

夏休み最初の一週間(単語写経5時間+音読5時間)

 まずはおなじみ金のフレーズを覚えようと決め、一日5時間程使ってひたすら写経しながら声に出して覚えていました。ほとんど何も考えずにただひたすら単語と日本語訳を紙に書きなぐりました。一通り写経が終わったあとは、金フレを赤シートで隠してひたすら周回していました。

 ただひたすら書くという勉強法を推奨している人はいないと思います。むしろ書くだけはよくないという人が多いと思いますが、個人的には頭に強烈に刻み込まれるためお勧めです。ひたすら書くだけならだれにでもできると思います。ただ手がものすごく疲れます。決して効率のいい覚え方ではありませんが確実に覚えられます。

 残りの5時間では公式問題集の音読を行いましたオーディオブックというアプリで公式問題集の音声を聞くことができるのでPart3、4の文章をリピート再生にして公式問題集のスクリプトをみながら無心で音読(音声の追いかけ読み)を行いました。だいたいひとつの文章を1時間ほど読み続けていました。20分ぐらいすると慣れてくるので慣れてからはスクリプトを見ずにやっていました(シャドーイング)。

 同じ文章を1時間ほど読み続けるのでめちゃくちゃしんどいです。飽きるわ喉は渇くわで本当に辛かったです。気合と根性で耐えましょう。毎日続ければ嫌でも耳が英語に慣れます。

 

 夏休み中盤以降(金フレ通し読み1時間+音読5時間+でる1000問4時間)

 だいたい一週間あれば写経が全部終わるのでそこからは毎日欠かさずに金フレを赤シートで隠して通し読みしていました。一時間ぐらいかかります。

 音読は上に書いたこと同様のことを毎日やりました。

 文法知識が皆無だったのででる1000問というTOEICPart5に特化した参考書をゴリゴリ解き進めて文法知識を付けるとともにPart5対策をしました。この本は何週もしてください。後半の方はPart5のみの模試がついているので1セット(30問)を10分で解く練習をしました。これはTOEICでスコアを上げるためにはすごく重要です。Part5を10分で片付けられれば自然とスコアは上がります。

知らない単語が出てきたら別のノートにまとめて、ある程度溜まったら写経で消化してました。

 

 夏休み後半金フレ通し読み1時間+音読5時間+初心者特急Part1&2、直前の技術)

でる1000問をひと段落させた後は金フレと音読は変わらず続け、Part12対策の本を買って一周やりました。夏休み最後の方に公開テストがあったので、直前の技術という本も一周してTOEICテクニックも頭に入れました。

 長文対策を全くせずに初めて公開テストを受けました。

 音読が効いたのか、これまで呪文にしか聞こえなかったリスニングがかなり聞き取れるようになっており、いける!と調子に乗りその勢いでリーディングも解き進めました。かなりスピードを意識したおかげで192まで解き、後は塗り絵でした。

 結果は630点(L355:R275)でした。夏休み死に物狂いでやった結果、1か月で200点UPし、自信がついたと同時にがんばってよかったと思いました。

 

 この夏休みで忍耐力が付き、この忍耐力のおかげで編入試験も乗り切れたと思っています。ガチで気合が大事です。

 

~4年10月~

 学校が始まってからは今までやってなかった長文対策を中心にやりました。

 精選模試リーディング1というのを買ってやりました。リーディングのみ100問が5セットついているのでリーディング対策にはうってつけです。公式問題集よりはかなり難易度が高くなっていますが、難しい問題に慣れておけば本番やりやすいと思います。

 1セット解き、解説を見ながら知らない表現や単語をチェックし何度も繰り返し読む練習をしました。大事なので丁寧にやりましょう。

 公式問題集は本番よりも簡単か同程度だと思います。

 この時点で金フレの単語はコラム欄、多義語、巻末のセットフレーズも含めて完璧に頭に入っていたため単語の勉強は週に1度やるかやらないか程度にしました。

 音読は変わらずに続けました。

 

10月公開テスト 680点(L355:R325)

他にも読解特急という本や金のセンテンスも呼んでいましたが正直優先度は低いです

 

~11月以降~

 次で絶対に700仕留めるぞと思い、黒のフレーズというのを写経で頭に叩き込みました。あとは精選模試リーディング1、でる1000問を周回し、音読も続けました。

 その後は抽選に外れ続け、次は1月に公開テストを受けることになりました。

 

そして1月10日、ここで確実にTOEICを終わらせ、数学にシフトすると決めていました。

ところが当日の朝起きるととんでもない大雪でTOEICがまさかの中止になりました。

 前日に初めてやった公式問題集5のリスニングで90/100という結果を出し、仕上がった状態からの中止は精神的ダメージが大きく一日寝込みました。

 

ということでTOEICは2月まで続きます。

かなりへこみましたが、1日で立ち直りTOEIC対策を再開しました。

 精選模試リーディング1はもう読み飽きたため、精選模試リーディング3を買いました。3と1では難易度にすごく差があります。3はマジで難しいです、解けなくてもへこまないでいいです。

 暇なときに基本例文990選というやつの音読もしていました。この本はかなりお勧めです。

 

 公式問題集の音読も飽きたので精選模試リスニング3の音読に切り替えました。

こちらも公式問題集よりだいぶ難しいです。

 

こんな感じでかなり長引きましたが2月末の公開テストで無事735点(L365R370)を取得し、春休みから数学にシフトすることができました。

何故かそのあとにノー勉でうけた公開テストで770に上がり、これを提出しました。

 

 ごちゃごちゃ長くなりましたが、音読とシャドーイングを続けるのが一番力になったと思っています。音読は何も考えずにできるので自分みたいな脳筋に特におすすめです。辛い時、心折れそうなときでも音読だけは毎日続けましょう。

 

パートごとにまとめると

Part 1&2 精選模試で練習

part 3&4     音読、シャドーイング

Part  5         でる1000問

Part6&7       精選模試で練習

 

 これからTOEICやらなきゃだけど英語苦手だし何したらいいかわからない、という人は上に書いたことを真似してみてください。高専4年になるまで英語を全くやらず、英検2級に2回落ちた自分でも700点台まで何とか持っていくことができました。本当に必要なのは気合と根性です。

 肝心な英語力はほとんど付いていないのでとりあえず見かけのTOEICの点数が必要、という人の助けになれればと思っています。

 

気合で乗り切りましょう、応援しています。

 

最後に参考書についてまとめておきます

★★★★★ 神

・金のフレーズ       何が何でも覚えましょう

・でる1000問             周回必須

・公式問題集        

 音読に最適、但し問題練習には不向き、前日に初見のやつをといてシミュレーション

・精選模試リーディング1  問題練習に最適

・精選模試リスニング3       音読に最適、問題練習にも最適

 

★★★★ おすすめ

・基本例文990       

 TOEICに出るような例文がまとまっているので暇なときに読んで訳し方とかを頭に叩き込めるのでお勧め

・精選模試リーディング3     難易度はオーバーキルだが練習に◎

 

★★★   一周だけでよい

・直前の技術        一周だけやればOK

・1駅1題 読解特急     長文練習になるが、精選模試リーディングの方が◎

・初心者特急Part1&2    一周だけでよい  

 

★★   微妙

・ゼロからスコアが稼げるドリル 簡単すぎる

・金のセンテンス        やり方がいまいちわからない

・文法特急           でる1000問でいい

・黒のフレーズ         オーバーキル

 

    やって後悔

・究極ゼミシリーズ      

問題形式が本番と違い、リスニングのスピードも本番より遅い、ひたすらだるい

筑波大学 理工学郡 社会工学類 編入体験談

今回は、筑波大学 理工学郡 社会工学類の編入体験記を書こうと思います。

 Twitter ID : asitanowadaiwa

質問などあれば何でもお答えします、気軽にどうぞ

北陸の高専 電子情報工学

 

書いてる人の性能は

専門性:皆無

1年次 4~10位

2年次 9位

3年次 4~13位

4年次 2位~7位

TOEIC変遷

3年12月  335

4年7月  430

4年9月  630

4年10月 680

4年2月 735

4年3月 770(提出)

 

英検準二級 (合格)

英検二級 (不合格2回)

基本情報技術者(不合格)

ITパスポート(合格)

 

 英検二級と基本情報技術者は結局取得できてません。もう一度受けるつもりもありません。

 

 筑波大学編入生を比較的多く受け入れている大学です。

受験科目数が少なく、東大や阪大などの滑り止めに使う人も多いらしいです。

自分の受けた社会工学類は、TOEICと数学のみでした。

 

 ~志望のきっかけ~

 正直に書きます。受験科目が少なかったからです。研究には全く興味がなく、ただ大学生になって遊びたい、高専卒は嫌だという不純な理由です。経済学に少し興味があったというのもあります。

 物理や化学、専門科目の勉強をする気力がなく、数学だけならやってやるかというなんとも舐めた意識で編入を志望していました。

 

~ TOEIC開始(4年8月)~

 この時点で数学の知識は0、TOEICは400と絶望的な状況でした。まずはTOEICだけをひたすらやり、4年3月で770まで”気合で”上げました。TOEICについてはまた記事を書きます。まじで気合が大事です。

 

~ 数学開始(4年3月)~

 4年2月まではほぼTOEICしかやっていなかったので春休みから約4か月で数学を仕上げなければなりません。幸いにも数学の教員がとても親切にしてくださり、春休み中にも学校に行き、ひたすら数学の質問をぶつけていました。家で徹底研究を解き、わからない問題はすぐにとばして次の日先生に質問していました。

 クラスに数学の天才(数学科志望)が二人いたため、その人たちにも数学の問題を送り付けては教えてもらっていました。

 今まで公式をただ暗記して乗り切っていただけでしたが、いろいろな定理のつながりや導出課程、発想をしり数学が急に楽しくなりました。

 春休み中におなじみの徹底研究、徹底演習を丁寧に一周しました。難しそうな問題にも果敢に挑戦し、とにかく発想の引き出しを増やすことを意識しました。過去問にはまだ手を付けていません。春休みは毎日10時間ほど勉強しました。

 

~5年4月~

 筑波の社会工学類は編入数学では出題されにくい統計が範囲に入っていたため、確率の勉強も兼ねて、大日本図書、マセマの確率統計、細野確率を一周しました。確率は3年生の時に単位を落としかけた苦い思い出があったのですが、細野確率をやったおかげで確率への苦手意識がほぼ消えました。細野確率は絶対にやった方がいいです。やりましょう。 

 統計は基本的な推定検定を対策すれば大丈夫だと思います。ヨビノリがちょうど良さそうな推定検定の動画を出していたためそれをみてまずは勉強し、そのあとにマセマ、大日本図書の順に勉強しました。マセマはすごくわかりやすくていい参考書だと思いますが統計に限っては大日本図書の方が分かりやすかったです。

 4月中旬に一通り確認統計の勉強を終え、編入数学過去問特訓を始めました。個人的には王道の問題集のなかで一番難しかったです。特に1章2章のC問題がえげつなく難しく感じました(阪大基礎工、東工、東京と書いてあるやつが特に)。

 数学の天才二人と毎日のように放課後教室のホワイトボードを独占して勉強をしていました。受かったのはこの二人と数学の教員のおかげだと思っています。その天才は解答の書き方まで美しく、それをみて必死に解答の書き方も身に着けました。編入試験は途中課程をしっかり見てくれるので綺麗に記述することは重要だと思います。過去問特訓をヒイヒイ言いながらなんとか一周し、Twitterで入手した過去問を一通りやってみました。

 個人の主観ですが、筑波はめちゃくちゃな計算力が必要な問題はあまり出題されず、定義に関してしっかり頭に入っているかを問うような問題が多いと感じました。

 ここで統計の問題で分散などを出すときの地味な計算が厄介なことに気づきました。Twitterで喚き散らしていると、社工編入の先輩から、

 「記述をしっかりしておけば細かい手計算は多少ミスっても大丈夫だよ」という親切なアドバイスをいただき、どの確率変数がなぜこの分布に従っているか、この確率変数を使う理由なども詳しく解答に書くようにしました。そのおかげで推定検定に関しての理解がさらに深まり、かなり自信がつきました。

 

~5月~

 過去問がひと段落し、大学編入のための数学問題集をやり始めました。この時期に新しい参考書に手をつけるのは賛否両論あると思いますが、とにかくいろんな問題に触れることも大事だと思います。一週間ほどで一周し、わからない問題も全て質問して解決しました。ここから受験まではひたすら今までやった問題を周回しました。

 

~6月~

 かなり体に疲労が蓄積し、プレッシャーに押しつぶされそうでした。学校に来て友達と話すことが一番の気分転換でした。ベクトル空間もよく出題されるため、色々な証明の練習もしていました。証明の練習はやっているうちに定義や定理が頭に入るのでおすすめです。一次変換が苦手で重点的に対策していました。

 このころになると周りの友達はみんな進路が決まって遊び始めるので辛かったです。

 どうしてもつらい日、しんどい日は早めに寝て次の日に備えましょう。

 学校の友達に受験がんばってねと応援されるのが意外と力になりました。

 いよいよ受験当日です

 

~受験本番~

 会場の下見をするために前日入りしました。前日の夜は問題は解かずに定義、定理の確認をして、いろいろな証明をまとめたノートを眺めて早めに就寝しました。

 日航ホテルに泊まったのですが、朝食がめちゃくちゃ美味しかったです。朝食を食べ、バスで大学へ向かいました。社工の試験会場のある第3エリア前でバスを降りました(応理、工シスも同様)。めちゃくちゃ暑かったです。緊張よりも暑さが勝っていました。暑すぎて長ズボンの裾を膝上までたくし上げていました。

 涼しい試験会場に入り一息つきながら筆記用具を出しているとシャー芯が一本もないことに気づき、後ろにいたイケメンにもらいました、ありがとう。

 直前も前日同様、定義、定理の確認をした後はぼーっとTwitterを眺めていました。

 

以下、試験内容です

問1 固有値を求めて、直交行列で対角化

 めちゃくちゃ簡単でした。これ解けない人はどこも受からないと思います。行列式も計算しやすいようになっていたので楽勝でした。完答。

 

問2 一次変換、正射影?の問題

(1)転置A*Aが正則であることを示す

(2)正射影がどうのこうの

(3)正射影がどうのこうの

(1)は解けたが2と3が本当に意味不明だった。見た瞬間一旦難しそうだから飛ばして戻ってきたがやっぱり意味不明だった。

 

問3 ガンマ関数

(1)ガンマ関数がn!になることの証明

(2)(x^m)*(log x)^mの置換誘導付き定積分

(3)Σとインテグラルの式の等式の証明

 (1)は問題集でよく見る問題なので簡単、(2)は途中でキモイ積分になるが一生懸命変形したらガンマ関数が隠れていて解けた。(3)は一見難しそうだったが前の問題でだした積分を代入すればすんなり行けた。完答。解けてうれしかった。

 

問4 偏微分、陰関数微分ラグランジュ、極小判定

 与えられた関数を問題通り微分とかするだけだがかなりキモイ答えになった。最後計算間に合わなかった、8割ぐらい?

 

問5 超簡単な推定3つ

 一番警戒していた統計だったが簡単すぎて拍子抜けした。推定の勉強の一番最初にやるめちゃくちゃ簡単なところだったので楽勝だが、計算ミスが怖いため、記述をたくさんした(母集団ガー、標本平均ガー、これに従うから~、的な)。

 

問6 ポアソン分布と指数分布の関係

 全然わからなかった。手も足も出なかった。

 

 問2と6以外は解けたかなーって感じでした。面接で解きなおしさせられるという情報があったため、Twitterで繋がった東大志望の人とカフェで答え合わせした。奇跡的に解けてないところがほぼ一緒で少し安心した

 他の高専の人と話す機会が全くなかったため新鮮な気分でした。雑談もたくさんできて楽しかった。

 夜は軽く用意していた面接シートを眺めて寝ました。

 

~二日目~

一日目同様美味しい朝食を食べて会場に行った。面接は出願早い順で、2時間ぐらい待たされた。暇すぎて途中寝てた。

 

面接内容

1:3  めっちゃ優しい

・志望動機

 MAS(マルチエージェントシミュレーション)やりたい、経済勉強したいetc

・いきたい研究室

・研究について(かなり深堀された)

 やってるシミュレーションについて説明してそれについて色々聞かれた。

 ex.)MASで再現する目的、マルチエージェントの特徴、開発環境など

・試験の出来

・試験の難易度はどうだったか

 問2、6がむずかったと答えた
・研究以外で社会工学類のどこに惹かれたか

 なんて答えたか忘れた校
・数学の勉強法について

 数学の教員が親切にしてくれたと答えた
・統計は独学か

 一個上同様
・英語の勉強法について

   TOEIC対策について話した
・併願校

 

面接はあまり覚えていませんが、面接官が穏やかで話しやすかった。一つも詰まることなく答えられたので満足でした。解きなおしはありませんでしたが、黒板が置いてあったので準備しておいた方がいいかも、?

 

 解けなかった問題はおそらく一か月後に試験受けていても解けなそうな問題だった。

いつも解けるのに解けないみたいなこともなかったので結果はどうであれ全力を出し切れたのでとてもすっきりしていた。

 受験はこれで最後だったため秋葉原うな重を食べて帰った。

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~結果~

  合格だった。学校のラウンジで一人で見て手の震えが止まらなかった。今までの人生で一番うれしかったです。すぐにお世話になった先生にお礼を言いに行った。

 28人受験9人合格でした。

 

一日目の夜に散歩でたまたまいった公園の噴水が綺麗でした

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豊橋技術科学大学 GAC一般 編入体験記

こんばんは、豊橋技術科学大学のGAC一般編入試験の編入体験記を書こうと思います。

豊橋技術科学大学長岡技術科学大学とならんで高専生から超大人気の大学です。

 大学編入は狭き門の大学が多い中比較的入りやすく、就職も最強なのでいい大学だと思います。ただ一般はそこそこ倍率が上がってきており舐めると普通に落ちます。

担任曰く日本を代表する研究大学だそうです。

 

twitterID: asitanowadaiwa  ←質問あれば気軽にどうぞ

志望課程 情報知能課程

 

書いてる人の性能は

専門性:皆無

1年次 4~10位

2年次 9位

3年次 4~13位

4年次 2位~7位

TOEIC変遷

3年12月  335

4年7月  430

4年9月  630

4年10月 680

4年2月 735

4年3月 770(提出)

 

英検準二級 (合格)

英検二級 (不合格2回)

基本情報技術者(不合格)

ITパスポート(合格)

 

成績は中途半端ですね、一番よくて2位、悪くて10番台、英検2級に2回落ちるというポンコツです

 

 4年次あたりから少し席次は安定しました。定期試験期間のみバイトのシフトを全て休みにし、試験期間だけはしっかり勉強していましたが、ほとんどの科目過去問や教科書を暗記して試験に挑んでいたので全く身についていませんでした。試験期間以外は永遠にバイトをして服を買う生活をしていました。

 TOEICは3年生の時に存在を知り、初受験で地獄のような点数をたたき出しました。

「満点の人運良すぎ!!!!」

などとふざけたことを抜かし全く危機感がありませんでした。

TOEICの勉強に関しては別の記事で詳しく書きます、結局700後半しか取れてないのであまり参考にはならないと思います。

 

豊橋技術科学大学は下記の試験を行っており

・普通の推薦試験(書類のみ)

・普通の学力試験(英国数専)

・GAC推薦試験(書類のみ)

・GAC一般試験(当日面接のみ) ←受験

大体の編入生は上の四つのどれかを受験すると思います。

 

簡単に言うと、普通の編入生のカリキュラム+英語教育

みたいな感じです。正直いまだによくわかっていません(笑)。

よくわからないまま受験し、合格しました。

 

~受験しようと思った理由~

完全に滑り止め、全落ち回避のつもりで受験しました。

 もともと滑り止めには一般学力試験のほうを受けようと思っていたのですが、募集要項を見た際に、国数英専と四科目もあることを知り一気に受験意欲を失いました。試験が簡単とはいえノー勉で挑めるほどの頭を持っていないので、少し悩んだ末、TOEICと面接のみの圧倒的な軽量入試のGAC一般を滑り止めにすることにしました。

 ちなみに専攻科は絶対に嫌でした。

滑り止めのために4科目はめんどくさい、という人にはすごくお勧めです。

 

~出願バトル~

 入試は軽いですが出願はかなりめんどくさかったです。

・調査書

・志望動機(1000文字程度)←事前提出

・小論文(1600字程度)←事前提出

の三つが厄介でした。出願期間が始まってから取り掛かったので大慌てで作成しました。研究室の指導教員に3回ほど添削してもらい、提出しました。早めに準備しましょう。ここに実際に提出したものを載せてもいいのですが、かなりやっつけ作業で書いたので恥ずかしいので載せません。

必要であればtwitterでDMくれれば提出した小論文と志望動機を送ります。

 

~受験~

6月末でした。

ー前日ー

落ち着いて試験に挑むために前日入りしました。

田舎者のため、名古屋駅の人の多さにうんざりし、めちゃくちゃ疲れました。

駅で名古屋名物のマクドナルドを食べ、豊橋駅に向かいました。

一時間でつくと思っていたのに気づくと一時間半も電車に乗っており、不思議に思っていたらどうやら快速に乗らないといけなかったようです。

快速に乗りましょう。

ホテルに着いたのが17時頃で、そこからバスで大学に下見に行きました。

思っていたよりも山っぽいところにありました。

こんなことを言っていいのかわかりませんが、あまり入学したいなとは思いませんでした。

ホテルに戻ってきた時点で8時を過ぎており、駅で味噌カツ丼を買ってホテルで食べました。 

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ご飯を食べてシャワーして、さあ面接対策少しして寝よう、と思いながら少しだけYoutubeを開いたところ飲み会したYoutuberの炎上謝罪動画を見るのにはまり結局30分だけ事前に用意した面接対策シートを眺めて寝ました。英語の質問もあるらしいと聞いていましたが、何とかなると思って寝ました。

 

ー当日ー

コンフォートホテルの朝食会場がめちゃくちゃ寒かった。あとエアコンが臭かった。

GACの集合時間は12時40分なのでのんびり起きてスーツに着替え、向かいました。

バスターミナルのところで時刻表を見誤り、まだバスがあるにも関わらずタクシーを使うという痛恨のミスをしました。集合時間2時間前に何故かタクシーで登場した変な人だと思われているかもしれません。集合場所は外の変な広場みたいなところです。暑くて暇で死にそうでした。その間に前日おろそかにしていた面接対策をしていました。

そんなこんなで暇していると受験生が続々集まってきました。みんなスーツでした。

トイレに行ったときにこんな会話を聞きました

「おれ小論文丸パクリしたんすよ」

「まじすか?おれもっす」

的な会話を聞き、滑り止めってそんなもんだよなーって思いました。

 

集合場所で志望課程別で集められ、そのあと控室に連れられました。

 

~面接の内容~

3:1面接 3人ともめちゃくちゃ優しい

・今日はどこから来ましたか

・志望動機(日本語)

・やりたい研究(深堀)

・いまやってる研究

・口頭試問

紙が置いてあってそれをホワイトボードで説明する、というものでした

問 正方形状にロケットが四台あって、それぞれにターゲットがついていてお互いに追いかけあったらどうなるのか

というものだった、意味不明だった。

去年は簡単な確率の問題だったため対策は全くしていなかったのでめちゃくちゃ焦った。てきとーに「まわるとおもいます」と意味不明な解答をして困っていたら時間切れでした。

ー英語質問ー

・自己紹介

・今後の展望

自己紹介は準備していた自己紹介をまるまる話した。多分面接官も準備していたことに気づくような話し方だったと思う。

今後の展望は準備しておらず、頭が真っ白になりかなりの時間沈黙を作った挙句、programing language is very important!!!

と意味不明なことを喋り、面接官にオーナイス!ナイス!といわれ笑われた。(カオス)

・アドミッションポリシー(日本語)

うろ覚えのアドミッションポリシーを答えた、最後の部分忘れて言えなかった。

 

少しでもいい印象を残すために元気よくはきはきと挨拶をして退出しました。

 

確実に落ちたと思いました。口頭試問と英語質問でアホを露呈し、前日呑気にYoutubeみていた自分に腹が立ちました。

面接対策シートも必要であれば送ります。主にした英語の対策は自己紹介、研究内容の英語での説明、英語版志望動機のみです。

 

自分の行っていた高専では技科大は受かって当たり前みたいな風潮があり、面接後はへこみました。でも良い面接練習になったとポジティブに考え、名古屋駅のスタバのwifiでワカッテTVをしばらくみて帰りました。

 

~結果~

合格でした、笑。

ベッドの上でぼけーっとなんとなくスマホを確認すると自分の番号があってビビりました。滑り止めとはいえ嬉しかったです。

 

~感想~

受かったのはおそらくTOEICのおかげだと思います。面接は合格者要素ゼロのポンコツ面接だったので。TOEICの出願下限が400とか(低すぎ)だったのでそれを考えると妥当かなという感じです。小論文もそこまで加味されないのかな?

とにかく滑り止めにおすすめです、TOEIC700ぐらいを叩きつければあとは名前を書くだけです。余裕です。

英語質問は日本人が話すカタコト英語なので何言ってるか全くわかんねえみたいなことはないので安心してください。

 

質問などあればTwitterのDMに来てくれれば志望動機なり小論文なり送ります。

しばらくしたら筑波社工の体験記も書こうと思います。

受験がんばってください、応援しています。

 

自己紹介

北陸の高専に通っています

学科は情報系です

編入試験に関するブログを投稿するつもりです

受験校

九州大学 経済学部経済工学科

筑波大学 理工学群社会工学

豊橋技科大 GAC一般 情報知能工学課程


の3校です

情報系の学生ながらプログラミングや通信系にイマイチ興味が出ず、経済学に少し興味がありました。

数学が少し得意で好きだったので数学やりながら経済の勉強できるとこないかな〜ってかんじで受験しました。受験科目はTOEICと数学だけだったので物理や化学に関しては何もわかりません。

地頭も良くないのであまり勉強法は役に立たないと思いますが、こんな感じの人でも編入できるってことを伝えたいと思ってます。

文章も下手で読みづらいと思いますが、なんとなく読んでもらえると嬉しいです。